|
今日は休暇なので、将棋の話題です。昨日、NHKのBS2で渡辺竜王とコンピュータ将棋であるボナンザとの公式対局の模様が放映されていました。対戦結果は、渡辺竜王のブログや大和証券のサイトで知っていました。しかし、その裏に隠されたドラマにはちょっと感動しました。 そもそもこの対決の意味はなんだったのかを考えてみたいと思います。この対決は、最強のコンピュータソフトであるボナンザとプロ棋士の代表である渡辺竜王と対戦という構図になっていました。本来、将棋というものは個人と個人との対決であり、組織や団体を代表して対決するものではありません。しかし、人格を持たないコンピュータ側はともかく、渡辺竜王はプロ棋士を代表して対局することになってしまい、もしも負ければプロ棋士全員が負けたことになるという大変な責任を負わされたわけであります。まだ、実力的には圧倒的にプロ棋士が上にも関わらず、大変なプレッシャーが渡辺竜王にのしかかってしまったようで、その焦りが伝わってきました。 また、最近のコンピュータ将棋の進化は目覚しいのに反し、将棋の人気は低迷気味です。少子化やテレビゲームなどの台頭により、子供が将棋を指さなくなってしまいました。米長会長はこれに危機感を感じたはずです。もしも、下手にプロ棋士がコンピュータ将棋に負けるようなことがあれば、人気低迷に拍車がかかってしまう。だからこそ、プロ棋士にコンピュータ将棋との対局禁止令まで出しました。だから言ってずっと対局を避けていれば、プロ棋士の実力を疑われかねません。だからこそ、きっちりとした形で、プロ棋士の実力を証明すること、そして、将棋の人気を復活させる使命を渡辺竜王が背負ってしまったわけです。 対戦に使われたボナンザはフリーソフト盤ではなく、より改良されたバージョンでした。渡辺竜王は事前研究でボナンザの弱点をつくような指し方をされていましたが、ボナンザは決して罠にはまることなく、最善手を指しつづけました。終盤に至るところで、運命の分かれ道がありました。二者択一の局面でしたが、ボナンザは渡辺竜王の寄せの手筋を読み落とし、敗着の一手を指してしまったと解説されています。もしも、もう一方の手を指していたのなら、渡辺竜王の負けの可能性もあったとのことです。小生も多少、プログラミングに心得があるのですが、あの形をコンピュータに見つけさせるのは、簡単ではないように思います。人間だったら簡単に見つけられた手筋かもしれないと考えるところが、人間の弱い部分なのでしょう。何か他に手筋があるのではと警戒する渡辺竜王に人間ならではの強さと弱さを見たような感じがしました。 本対局には、一種異様な緊張感が漂い、多くのドラマが語られました。このような対局は久しぶりではないでしょうか? かつての大山−升田戦を思い出しました。今の将棋界の人気低迷の原因は、ドラマ性が欠如しているからではないかと思います。コンピュータ将棋との対局に限らず、日本のプロ棋士対外国のプロ棋士のような、組織や団体を代表する同士の対決という構図を作り上げていけば、きっと将棋の人気も回復することでしょう。 |
| << 前記事(2007/04/21) | ブログのトップへ | 後記事(2007/04/23) >> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
コンピュータ将棋優勝ソフト×アマトップクラス 勝つのは?
第17回世界コンピュータ将棋選手権が5月3日から開催されます。5月5日に優勝ソフトが決定された後、優勝ソフトとアマチュアトップクラスの加藤幸男さんによる平手(ハンデ無し)のエキシビジョン対局が行われます。この対局の勝者を予想してください。 ...続きを見る |
Ike_rc941@eBet 2007/04/22 21:43 |
人材派遣販売
人材派遣販売に関する情報を多数掲載しております!是非チェックして下さいね! ...続きを見る |
人材派遣販売案内 2007/04/23 13:44 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
はじめまして。 |
日比野 URL 2007/04/22 19:00 |
| << 前記事(2007/04/21) | ブログのトップへ | 後記事(2007/04/23) >> |