システムの可用性に基準を設けるべき
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作成日時 : 2007/05/30 22:45
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最近、社会のインフラを支えている大企業のシステム障害が続いている。交通網、通信網に大ダメージがあり、国民の生活にも支障をきたした。このようなシステム障害は、ITを推進する立場の一人として悲しく感じる。これほどのシステム障害はめずらしいことだと信じたいが、各企業の基幹システムに障害があることは決してめずらしくない。システムに障害があった時、大抵はITベンダーが悪者にされるのだが、本当にそれが原因だろうか?
今日の日経産業新聞にJISA(情報サービス産業協会)が、システムに信頼性基準を年度内に策定するとの記事が掲載されていた。システムの重要度に応じ、信頼性のレベルを定め、それぞれのレベルごとに許容可能な障害発生率、復旧目標時間を設定し、業界ルールとして普及に努めると言う。
小生もお客様とIT導入の際に、「もしも、このシステムに障害が発生した時に、復旧に要する許容可能な時間はどれくらいですか?」と尋ねると、「そんなものは早ければ早いほどいい。」などと答えが返ってくることが多い。それでは、「開発コストはこれくらい必要になりますが…。」と続けるとびっくりされる場合が多い。IT投資に関する相場と言うものを知らないと、ユーザは平気で無理を言うものだ。経営者たるもの、ITは分からなくてもIT投資の相場くらいは知っておかないと、経営者もITベンダーも不幸になる場合があるのだ。
一つの対策として、JISAが自主ルールを策定するとのことだが、今さながら何で今までなかったのかと不思議なくらいだ。早くルールを定めて普及させて欲しい。
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