「ビジネスはSOAで変革する。」を読んで
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作成日時 : 2007/11/11 19:05
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最近、ITアーキテクトのあるべき姿とは何かを思う機会が多いのですが、一つの流れになっているSOAについて調べようと思い、「ビジネスはSOAで変革する。」(早川俊秀、保坂武男執筆)を読んでみました。
SOAのポイントとされているのは、従来は部品と呼ばれていたものが「サービス」に置き換わっただけで、中身はほとんど変わっていませんでした。サービスとは何かについては、どうやら厳密な定義がなく、一体、その本質は中身がないも同然でした。ただし、従来と異なるのは、インターネットの発達により、「サービス」を再利用する人の母集団の数が増えたことは言えるでしょう。それ故、従来よりは再利用率が高まったかもしれません。
それよりも、この本を読んで思ったのは従来のソフトウェア工学の最大の問題点を突いていることの方が重要です。従来のソフトウェア工学はビジネス的な観点は全く入っていませんでした。しかし、ソフトウェアが開発される場面を考えると、ビジネスと切り離して学問的な世界だけで収まるはずがありません。この本が指摘するのは、経営者であってもどのようなサービスが用意されており、どのようなシステムなら迅速に作り上げることができるのか、理解しておく必要があるとのことです。これをBPM(ビジネスプロセスマネージメント)と呼んでいます。
SOAは、ほとんど宣伝文句に近く技術的な新鮮味は全くありません。ですが、経営者がBPMを実効する必要性に関しては賛同します。今や、ITは経営の最大の武器、その武器をどう使えるのかを考えるのは経営者の責任です。こういう武器をつくれと情シスに命令すればできるものと思っている経営者は退場すべきです。
ビジネスはSOAで変革する。 <インターネット時代の「フォード革命」>
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