経営のヒント

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS システムの災害対策の落とし穴

<<   作成日時 : 2007/11/08 21:15   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 最近、なんだか災害対策を真剣に検討されるお客様が増えた気がしています。その理由の一つには各地で起きている災害により喚起されたことがあるのでしょうが、本当のところは製造メーカーが災害対策を終え、今度の自社のサプライチェーン全体にまで対策を拡大してきているからのようです。自社だけが残っても、サプライチェーンのどこかで被害を受けたらサプライチェーン全体が被害を受けたも同然になってしまうからです。

 小生もシステムインフラのところで災害対策を考えているのですが、お客様が検討時によく陥る落とし穴があることに気がつきました。一つは、バックアップソフトのディザスタリカバリオプション機能に関するものです。この機能を使ってバックアップをとっておくと、OSやアプリケーションを含めて復元できるという代物です。OSやアプリケーションのインストール作業をする必要がありません。ところが、これはサーバが同一機種・同一構成であることが条件です。また、バックアップ時には業務アプリケーションを停止させる必要があります。このことを見落とす方が多いようです。

 もう一つは、レプリケーションソフトウェアの利用に関するものです。レプリケーションソフトは、変更分のみを遠隔地のサーバに通知することで、双方の同期をとることができます。データ消失のリスクが少ないため、高い可用性が求められるシステムに対して使われていますが、一度、設定すればそれで永遠に同期が取れるわけではないのです。対策としては、定期的にフルバックアップが必要です。これを見落として設計される方が多いようです。

 災害対策は、検討しておいて損はないはずです。しかしながら、検討の順序を理解しないで検討すると膨大な工数を浪費することになります。どんなに細かい対策を実施したらいくらかかると考えたところで、投資できる余裕がなければ意味がありません。できることなら、専門家を交えて検討を行うことをお勧めします。

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文