現場主導型のEUC2.0
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作成日時 : 2007/12/24 21:32
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この前送られてきた日経コンピュータの特集記事は、「現場の知恵を掘り起こせ EUC2.0企業急増中」とありました。”EUC2.0?”と次から次への新しい言葉をよく作り出してくれるものです。この業界のよくないところは、新しい言葉を次から次へと作り出して、何か新しい試みをしているかのように見せかけ、コミュニケーションをとりにくくしていると思います。もっと、従来の言葉を使って適切に表現できないものでしょうか?
”EUC2.0”と表現された意味は、従来と違ってユーザ現場からITを構築する動きが出てきたことを指しているようです。SOAやSaaSの登場によって、従来目標とされてきたEUCとは全く異なった次元のEUCが進みつつあります。記事によるとSalesforceを利用しているリロケーション・ジャパンでは、利用部門がSalesforceを使いこなして、さらには他部門へ推奨する動きをみせているそうです。従来は、情報システム部門が必死になってユーザへ使用を支援(強制?)していたこととは大きな違いがあるようです。
これはほんの一例ですが、他にもユーザ主導型でIT構築の動きが出ています。経営トップが旗振りをして、情報システムが必死になっても進まなかったIT化でしたが、今はユーザからIT化の動きがでるようになりました。本来なら、どのような業務なのか、それを支援するITとは何かを考えられるのは現場の人間のはずですから、これは非常に好ましい動きと言えるでしょう。それにしても、どうして今までできなかったことが予想外に、しかも現場主導でできるようになったのでしょうか?
一つには、SaaSのように標準化が進み、現場レベルでも自由に発想できるようになったことが挙げられるでしょう。でも、それだけでなく、現場にITが分かる人材が配置されていることも見落としてはいけません。そして、現場にある程度自由に使えるITを配っておくことも必要でしょう。まだ、SaaSが本格普及するには乗り越えないといけない壁がありそうですが、それでも現場から使いたいという声が出てきたことは一気に普及することになるかもしれませんね。
今年は、もうブログを更新する時間がないかもしれません。来年1月7日より更新できればと思っています。それでは、ちょっと早いですが、良いお年をお過ごしください。
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