経営のヒント

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 「なんとかせい!」

<<   作成日時 : 2008/04/13 19:38   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 今週のカンブリア宮殿には野球界から星野仙一さんが登場しました。星野さんは、現役時代から監督時代までずっと闘志をむき出しにする性格です。今、部下を叱ることのできない上司が増えましたが、そんな方にはぜひ、一度見て欲しい内容でした。スポーツの世界の監督と会社経営におけるリーダー像とは必ずしも一致するものではないと思っています。しかし、星野さんの言葉の中には、今、小生が最も気にしていた言葉がありました。その言葉は、「なんとかせい!」です。この言葉は、元々は星野さんの大学時代の恩師、島岡監督からキャプテンを務めていた星野さんに言われた言葉です。
 
 今、部下に対して「なんとかせい!」と言うことができる方は何人いますか? なんとかせいという言葉には何の技術論も含まれていません。全ての行動を部下に考えさせるものです。この言葉を部下に投げかけるには、上司と部下の間にそれだけの信頼関係ができていなければ言うことはできないでしょう。技術的にも部下を信頼していることになると思います。星野監督はチームが不利な状況に追い込まれた時、「なんとかせい!」と投げかけていたそうです。
 
 会社経営や部門を運営するためには、ビジョンや基本方針というものが必要です。これらがないと基本的方向性を一致させることができません。ですが、これらをあまりに厳しく言い過ぎたためか、部下から今期の基本方針は何かと問われるようになりました。これはある意味では方針に従った行動をするという意思表示でありうれしく思いますが、別の意味では自分たちで何をすべきかということを考えなくなってきたということを感じました。これでは経営は行き詰るでしょう。
 
 そんな時に聞いた「なんとかせい!」です。部下から言われたら、何の技術的観点もなく理不尽と思われるかもしれません。ですが、この言葉には部下の自主性を促すという大切な役割があります。この言葉を部下に使うのは勇気が要りますが、時には勇気を持って言ってみるべきでしょう。ビジョンや基本方針は大切ですが、部下の自主性を失わせては会社から活力が失われてしまう、そんな気がします。
 

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文