増えるBtoS広告
<<
作成日時 : 2008/04/09 22:24
>>
トラックバック 0 / コメント 0
最近、テレビを見ていて特に感じていることがあります。特に商品の紹介もないCMが増えたと思いませんか?それも最初はどの企業の広告かもわからないけど、地球温暖化などの環境問題を取り上げて、最後に企業名がわかるCMが増えたように感じています。このような広告は、企業が自分たちの存在価値を社会(Society)に訴えるものという意味でBtoS広告と呼ばれています。
今日の日経産業新聞に企業の環境CMの作品数の統計データが発表されていました。2004年には60本程度しかなかったのが、2007年には160本近くに達しています。これもCSRへの感心の高さの表れなのでしょうか? 商品を紹介しないのにも関わらず、高いコストをかけて広告を行う意味があるのか、と疑問に思う人もいることでしょう。
このBtoS広告は、社員に対して環境に関心を持たせるという啓蒙の意味もあるようですが、どうやらある程度の実利は得ている企業もあるようです。日経産業新聞によると、キヤノンや三菱東京UFJなどがBtoS広告を積極的に行っている企業として紹介されていますが、BtoS広告には企業イメージの改善と共に、リスクマネジメントの意味があるようです。もしもなにか不祥事を起こしてしまった場合、イメージの悪い企業は不祥事の内容以上のダメージを受けることになるそうです。
まだ、日本国内ではBtoS広告の意義はそれほどないかもしれません。ですが、小生が思うに欧州に輸出する企業なら必須でしょう。欧州では、環境問題に対して積極的に取り組んでいるというイメージを持たれている企業は、輸出規制に関する手続きをスムースに進められるというメリットがあるとしか思えません。RoHS指令にしても、中身よりも手続きだけの問題なので、企業イメージが悪い企業は競争力を落としかねないでしょう。
|