|
今週のカンブリア宮殿に浜松の聖隷福祉事業団常務理事の堺 常雄氏が登場しました。堺さんは医師でありながら、病院を経営されています。病院の経営は、一般企業と異なって儲かる仕事と思っている方も多いかもしれませんが、それは主に開業医の話で、総合病院の経営はまさしく瀕死の状態になっている病院が多くなっています。 堺さんは、多くの工夫をすることで医師の負担を減らしながら、収入増も行ってきました。紹介されたのは、 ・手術を空き時間をつくることなく連続でこなす 手術と次の手術の間をなくすことで、医師が連続して手術をこなせるようにし、手術の回数も増やした。 ・浜松方式を取り入れ救急現場の負担を減らす 地域8病院と連携をし、緊急性の低い患者は1次救急(主に開業医)、緊急性の高い患者は3次緊急(聖隷病院や医療センター)、間の患者を2次緊急にして負荷を分散すると共に、患者を受け入れられるようにした。 ・手術パターン別パック 手術をいくつかのパターンに分けて、パターン別に必要な手術道具をパックにして常に準備している。従前ならば、手術前に必要な道具を取り揃えるのに時間をかけていたが、工数を削減して可能な手術回数を増加させた。 ・患者への必要な質問を医師ではなく看護師が行う 医師への負担を減らして、医師は手術等、重要な作業に注力することができた などです。ですが、これらの努力を積み重ねていても、医師が連続30時間も勤務することになるなど、それほど医療の現場は深刻になっているようです。こんな状況から、今では医師になる希望者も減ってしまっているだとか。 ここで、堺さんから「念仏とよく批判されるが、やっぱり理念が大事。理念を曲げるのは辞める時」とのことでした。病院経営も一般企業の経営と全く同じことよくわかりました。一番大事なのは理念でした。その他に、地域との調整能力、カイゼンの積み重ね、人材育成など、極めて優れた経営能力がないと総合病院は運営できないようです。 |
| << 前記事(2008/05/16) | トップへ | 後記事(2008/05/19)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/05/16) | トップへ | 後記事(2008/05/19)>> |