開業率が廃業率を上回った!
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作成日時 : 2008/05/27 22:06
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今年発表された中小企業白書2008年度版にも開業率、廃業率の調査がありましたが、04年〜06年の開業率が5.1%、廃業率が6.2%となっていまして、まだ廃業率が開業率を上回っています。この傾向は86年〜91年の調査結果から現れていまして、これが日本経済を低迷を表しているとも言えます。早くこの長いトンネルから脱したいと思っているのですが、未だにその兆候すらつかめていませんでした。
この傾向を業種別にみると、情報通信業は開業率が15.4%に対し廃業率が11.9%、医療・福祉は開業率10.3%に対し廃業率4.9%といくつか業種で開業率が廃業率を上回ってきているものがあります。また、多くの業種で開業率が上回るようになりました。
そして、今日の日本工業新聞に関東経済産業局の記事がありました。関東のいくつかの自治体で、開業率が廃業率を上回っているとのことです。代表的な地区では、千葉県印西市、浦安市、東京都港区、千葉市美浜区などです。10年ぶりに開業率が上回ってようやく経済化が活性化してきたようです。さて、この理由ですが、記事によると@千葉ニュータウンの発展による商業施設の集積、A企業誘致で金融機関のデータセンターが集積したこと、B自治体の産業支援の取り組みが功を奏したなどとなっています。
関東の事例では、起業家の努力も重要だったようですが、むしろ自治体の戦略が効果を出したという印象を受けました。起業には、起業家の努力だけではなんともならない領域があるのは間違いないでしょうから、自治体の経済再生への取り組みに期待したいところです。
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