日本の経営者は改革好き?
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作成日時 : 2008/06/19 22:59
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IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)が、世界の主要企業のCEOに行った調査結果「IBM Global CEO Study 2008」を発表しました。今回の結果を見ると、ちょいとあっけにとられました。『経営改革は当たり前のものであり、2.5年おきに抜本的改革が必要である』との意識改革が起きていたのです。2.5年おきに抜本的改革をやるのは「改善の繰り返し」、もしくは「カイゼンの積み重ね」にはならないのでしょうか?
よくコンサルタントが使う言葉に「あるべき姿を思い描き、それへ向かって最短距離を目指しましょう」というのがあります。(実は、小生もときどき使います。)これは、日々の「改善の繰り返し」より、あるべき姿へ到達できる時間が少なく手済むという意味合いがあります。だからこそ、最短距離を目指すことを抜本的改革を意味し、他とは区別するためBPRと呼んでいたはずなのです。
ですが、最近ではこのBPRを2.5年ごとにやるのだとか。これでは目指した方向性に誤りがあったのではないかと疑いたくなります。でも、これだけ事業環境が激しく変わる時代、2.5年持つのならまだましかもしれません。もはや重要なことは抜本的改革か/日々のカイゼンなのかを区別することではなく、常日頃から事業環境の変化に適応できるよう、企業全体にカイゼンの遺伝子を組み込んでいくことだと思います。
このような全体にカイゼンの遺伝子を組み込んでいるのはトヨタでしょうね。IBCSの調査結果を見ると、世界のCEOが日本企業に注目しているとのことです。改革に後ろ向きととらられがちな日本の経営者ですが、実態は逆で変革を好んでいるのは日本人経営者の方でした。日本人経営者の場合には、抜本的改革を日々繰り返すのではなく、日々のカイゼンをより大規模に行う能力に長けているという感じがします。
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