事業計画は外れるもの
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作成日時 : 2008/06/10 22:20
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今日の日経産業新聞にミスミのグループ本社の三枝匡社長の経営幹部育成のための研修の話題がありました。三枝匡氏と言えば、数々のビジネス本を著している方です。こんな方の研修は一度、拝聴させていただきたいものです。記事は、研修の中身にはさほど言及されていませんでしたが、気になる言葉がありました。
三枝氏は、事業チームごとに事業計画の策定を要求しているようで、それも綿密な分析と戦略性を求めています。それを最終的に承認をするのが三枝氏本人とのことである。もしも戦略性を欠いていたり、中途半端だったりするとやり直しをさせる。おそらく、承認だけと言っても三枝氏は08年度のプラン作りで200時間以上も費やしたと言う。
それだけ事業計画を綿密に作って意味があるだろうか? この工数は決して小さくはない。「どうせ事業計画なんて基本的には外れるものでは?」などと考えてはいないか? 実はこの言葉は三枝氏の言葉でもある。事業計画なんてどうせ当たらない。だから作っても意味がないと思ってはいけない。重要なことは、「なぜ事業計画が外れたのか、その原因を突き止め、対策を練ること」なのである。
何度も事業計画を立てていれば、そのうち、事業計画を複数立てる、事業環境の変化に応じたプランをいくつか用意するようになる。こうして経験を積んでいけば、経営者に相応しい事業計画を立案できるようになってくる。事業計画など立ててもどうせ外れると思っているうちは、どんなに事業計画を立てても精度が上がらないのだ。それでは経営者は務まらない。
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