日産追浜工場の改革
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作成日時 : 2008/07/01 22:57
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今日から何もかもが一斉値上げになりました。賃金が増えない状況で、値上げするとマーケットが変化を起こしそうな気がします。今日のNHKニュースでも、定食屋の値上がりに嫌気してお弁当を持ってくるサラリーマンが急増していると報じていました。原材料の値上げを価格に転嫁しただけかもしれませんが、それで売上がダウンしてしまっては何の意味もありません。ここはなんとかコストダウンを模索する必要があるでしょう。
今日の日経産業新聞に日産の追浜工場の改革の取り組みについて記事がありました。追浜工場では、キューブの輸出モデルの生産が始まろうとしているそうで、日産の復活の象徴となっているそうです。記事によると、追浜工場はメキシコや中国の生産工場と価格競争を強いられて苦難が続いていたようですが、徹底的なカイゼンにより労働生産性を向上させた。ポイントとなったのは、社員が効率生産で知られる中小企業経営者をしらみつぶしに訪ね、カイゼンのヒントを学んだことのようである。
決してカネを投入したわけではない。知恵を出して、機械を使わず人だけでドアパネルを据付・搬送するようにしたとか、からくり搬送などのカイゼンが図られたようだ。こうして培ったノウハウは、全て新興国の工場に展開していく。またしても価格競争を強いられることになるかもしれないのにである。
この話にコスト削減のヒントがある。まず、ノウハウは海外の工場も含めて共有を図り、企業としての競争力を高めていること、そして、日本に工場を残すには日本なりの強みを活かすことである。追浜工場の場合には、生産部門と開発部門の近さ、そして部品メーカとの距離の近さが役に立ったようだ。何故、日本で生産するのか、それはどのような強みを活かすかであって、雇用を守りたいという理由ではいけないと考えている。
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