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<<   作成日時 : 2008/07/03 21:38   >>

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 今日の日刊工業新聞にリョービの広島東工場で行っている生産改革の記事がありました。記事によると、「セル生産方式」を廃止し、「組立工程をライン化」したとのことです。これにより、生産リードタイムが従来より1週間程度短縮し、受注後30日以内に出荷が可能になったとか。
 
 記事によると、新生産方式では、組立工程の上流ではライン側に部品棚を配置し、作業者はコンピュータの指示に従って自ら必要な部品を収集する。そして製品を組み立てて次の工程に渡す。その下流工程では、セル生産方式をやめて、ライン化を図った。これにより、1ユニットにかかる作業時間は従来の26時間から11時間に短縮できたとのこと。
 
 記事を読むと何だかもともとセル生産方式が合わなかったのではないかと勘ぐりたくなるが、ポイントとなっているのはどうやら、@従来よりもかなり大型の印刷機を投入したこと、A低調だった需要が回復してきていることがあるようだ。部品数の増加により、個人では組立が難しくなった、また、個人の能力で調整できる限界を超えてしまったようだ。
 
 生産改革の方向性として、(短い)ライン方式とセル生産方式がある。どちらがよいかというのは、簡単には結論が出せないし、モノによって向き不向きもあろう。あくまでも個人的な見解なのだが、セル生産方式では大きな環境変化に対応が難しいと考える。需要の変化が小さければマイスターの能力で調整できるだろうが、最近では需要の変化の幅が大きすぎて、対応が難しくなっている。また、技能伝承が難しくなっている今、この生産方式をいつまで続けていけるのか、これも課題だろう。

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