社会貢献のあり方を商社に学ぶ
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作成日時 : 2008/02/27 22:40
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最近、企業の社会的責任(CSR)を考える機会が増えてきました。温暖化対策もその一つかもしれませんが、もっと広い目で社会的責任とは何かを真剣に考えるべきではないかと思っています。今日の日経産業新聞を読んでいたら、この話題が取り上げられていたのですが、なんだか寄付やボランティア活動の推進こそがCSRと捉えられているような印象を受けました。小生が思うにこれは本来のCSRの姿ではありません。
決して、寄付やボランティア活動が悪いというわけではありません。企業というのは営利を追求する法人組織であり、営利を追及するからこそ、投資してくれる株主は存在するし、また取引を通じて利益を享受するステークホルダーが存在します。これは狭義のCSRの概念と捉えられてしまうかもしれませんが、企業の存在価値とは関係の薄い寄付やボランティア活動が広義のCSRの範囲だとは思えません。
新聞の記事の中に三井物産の活動の例が取り上げられていました。三井物産は、CSR活動の一つとして環境基金を設立し、自然環境の保護や再生に取り組む団体への資金支援を目的にしているとのことでした。この活動は企業の存在価値とはかけ離れているように思われるかもしれませんが、三井物産の経営理念を調べてみると、ホームページには『大切な地球と、そこに住む人びとの夢溢れる未来作りに貢献します。』となっています。三井物産の企業使命を果たすために、環境基金というCSR活動をしているとしたら、そんなにかけ離れたものではないと思います。
CSR活動は決して寄付やボランティア活動を強制するものではありません。その企業が存在する意義は必ずあるはずです。CSR活動は、その意義を高める活動であるべきだと考えます。その意義は営利活動とは異なっているかもしれませんが、本来の目指すべきビジョンの実現のための活動と捉えてみては如何でしょか?
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