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今日は『SaaSはASPを超えた』(北原佳郎著)を読んでいました。SaaSというのはソフトウェアをサービスとして使う仕組みのことで、XMLという技術の登場によって今までは難しかった複数のシステムを組み合わせてできるようになったものです。SaaSと似たようなものに一時流行って廃れたASPがあります。ASPもサービスとして利用する点はSaaSと同じですが、SaaSにはいくつかの点でASPよりも優れた特徴があります。 SaaSがASPよりも優れた点は、 @マルチテナントができる。1つのサービスの提供者だけでなく、複数の提供者のサービスを組み合わせて利用することができます。 Aカスタマイズが柔軟である。ASPではカスタマイズ不可の場合が多かったが、SaaSではカスタマイズ可能な場合が多い。 B使いやすいGUIを実現できる。ASPでは、決まった画面になっていた。 とのことである。システムを買うのではなく、サービスとして利用する。だから固定費を変動費化できるというメリットもある。これらはASPが流行した時にも謳われていた文句だが、SaaSによってようやく本格的にサービスとして利用する考えが広まる感じがする。 この著書の中で繰り返し語られている言葉に「SaaS+BPO」がある。BPOというのはビジネス・プロセス・アウトソーシングのことで、これは新しいビジネス・モデルになりえるとのことだ。これはサービス提供者が本当に強みを持った部分に特化したサービスを提供して販売していくモデルのようだ。自分たちの強みを活かして、販売量を拡大できればビジネスは成り立つ。利用者も本当に優れた個々のサービスを組み合わせて、自分たちにあったシステムを組み合わせていくことができる。 従来のビジネスモデルは、ERPであった。ERPだと全てを一つのベンダーが構築しなければならない。利用者にあっていない部分はカスタマイズで対応することになる。SaaSを本当に利用できる時代が来たのなら、中小企業が高い金を出してERPを購入することはなくなるだろうが、本当に利用できるサービスがどれだけ、またいつまであるかはまだ疑問符がついてしまう。 SaaSはASPを超えた
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