企業間「共助」
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作成日時 : 2008/05/20 22:35
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このところ、自然災害の脅威を再認識させられたが、どんなことがあっても事業をストップするわけにはいかない。事業継続の中核となるITを多重化させるのはあまりにコスト負担が大きい。何かよい知恵はないものかと思っていたところだが、今日の日経産業新聞におもしろい記事があった。
記事によると、OMCカードとセントラルファイナンスは、お互いの社内システムを高速回線で結び、データをリアルタイムで複製するようにしたそうだ。お互いをディザスタサイトとして運用しているわけで、災害時にどちらかが被害にあって停止した時、片方のシステムで運用を再開できるにしたとのことである。両社は大阪と名古屋にあるので、両方が同時に被害を受ける確率は低いと言えよう。
両社を高速回線で結ぶし、システムは同型機にしてあるとは言え2つのシステムを搭載できるものにしているため、かなりのコストがかかっている。しかし、単独でディザスタサイトへ複製したり、iDCと契約して複製を行えば、10倍以上のコストがかかったとの試算である。
両社は、同じ三井住友グループ入りしたことからこのような「共助」を実現することができたわけである。企業間連携にはいろんな形があるが、このようなITだけの連携であってもコスト面では大きな意義があると言える。これなら、どんな相手とも連携のメリットを見出せるわけで、さまざまな「共助」を探っていくべきだろう。
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