LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)で差別化
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作成日時 : 2008/05/22 22:46
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最近、環境を意識したテレビCMが非常に多くなったと感じる。温暖化のメカニズムにはまだ疑問を持っている人も多かろうが、消費者が二酸化炭素削減の必要性を意識しだして、そのうちにCO2の排出量が少ない製品を求めるようになるのは時間の問題だろうと予想している。
どんな商品だってCO2排出量に関係がある。今日の日経産業新聞にサッポロビールがビールの製造工程にて、どれだけ環境へ負荷をかけているのか測定した記事があった。これはLCA(ライフ・サイクル・アセスメント)分析と呼ばれているもので、すでにISO14040/44という国際規格にもなっている。このLCA分析は、製品の一生における環境負荷を評価する手法で、製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用の全ての段階での環境負荷を総合して評価するものである。
サッポロビールの場合、主力商品である「黒ラベル」の缶350ml1本のCO2排出量は161.4グラム、大瓶1本なら188.4グラムとのことである。これは2005年時点の値で、2003年当時と比べて10〜15%排出量を減らしている。もしも、このCO2排出量が商品1つ1つに表示されるようになると、消費者もより排出量の少ない商品を選ぶことで温暖化対策に貢献できることになる。
まだ、このLCA分析は試行錯誤の段階で、世界的にも取り入れられているわけではないが、ヨーロッパなど温暖化対策に関する関心が高い地域では、義務化される可能性が高い。できれば日本企業が先行してLCA分析を行って、その分析手法を世界のデファクトにしていくよう望む。デファクトを海外の仕様に決められてしまうと、また対応に時間がかかってしまうだろう。
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