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モノを買う時、普通なら人は機能が豊富か、信頼できるか、安いかの3つの軸でそのモノの価値を判断しています。でも、ヒット商品の中にはこの3つの軸だけでは説明がつかないモノがあります。iPodなどはその代表的な製品でしょう。他の製品を探すと、iPodよりも優れたモノがあると感じるのです。でも、iPodはよく売れましたね。そして、今度はiPhoneの登場までつながっていきそうな勢いです。この現象をどう説明すればよいのか困っていました。 今日、経済産業省のサイトに「感性価値創造イニシアティブ」というページがあるのを発見しました。去年のうちから公開されていたんですね。このページで紹介されている「感性価値」というものが、iPodが売れる理由を説明しているような気がするのです。iPodは、若者に新しいライフスタイルを提案したのではないでしょうか? 他の商品は単なる物真似でライフスタイル提案になっていなかった。iPodは、持っていることがかっこいいと感じたのでは? これが感性価値というものらしいです。 グローバル競争に巻き込まれ、製品の差異化を図ることが難しくなっています。そのためか、価格で勝負するしかないと思っている経営者が多くなっています。でも、世の中のヒット商品には価格どころか、高機能・信頼性でもないものがあることに気づくべきでしょう。感性価値を創造できているのなら、価格競争に巻き込まれることがないのです。それは他社よりも高級品を作るとか、ユーザが必要とする機能だけに絞るということを意味しているものではありません。そのモノを持つ喜びとか、何か惹かれる、それが必要なようです。 この感性価値をモノづくりに活かす活動が始まっています。日本のモノづくりは、高機能(もしかしたら過多機能と思っていたりします)、高信頼性を兼ね備えていましたが、これからは「感性価値」で差異化しましょう。最近、感性価値が失われていると言います。まず感性価値を磨くことから必要なのかもしれません。 「感性価値創造イニシアティブ」 http://www.meti.go.jp/press/20070522001/20070522001.html |
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